四十五日目
平安のための処方箋
Julie Bengson
あなた方は、主にあっていつも喜びなさい。
繰り返して言うが、喜びなさい。
(ピリピ人への手紙 4:4)
あぁ、わたしはどれほど夜良く眠れることを願っていたことでしょう。
わたしは大好きだった子供のための使徒職を、家族を養うために辞めました。かつて就いていた看護師の仕事に戻ったのです。それは、終わりの見えないパンデミックに丁度間に合うタイミングでした。
毎晩、横になるとわたしの頭はスパイラルに陥るのでした。新型コロナウイルス感染症流行時の健康管理者でいることへの不安と恐れと緊張で、わたしの胸は詰まり、心臓がドキドキして、涙が溢れてきました。讃美歌のようなものを聴こうとしましたが、思考を振り払うことはできませんでした。聖書を読もうとしましたが、集中できませんでした。祈ろうとしましたが、言葉が見つからないのでした。
ある日、再び讃美歌をかけて、今回はその歌を口ずさんでみました。でも、歌いながら同時に考えるなんてことはできないことに気付きました。わたしの胸のドキドキは少しずつ治まり、聖書を声に出して読んでみました。そして、日記を読み返しました。どちらも、神の驚くべき恩寵と慈しみの物語に満ち溢れていました。神の圧倒されるようなご臨在がわたしを覆い、わたしは不思議なほどの落ち着きと平安を感じました。賛美と感謝の言葉が、自然に口から溢れ、祈りを天の御父に捧げました。
ピリピ人への手紙4:4-9にはこう記されています:
あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。あなたがたの寛容を、みんなの人に示しなさい。主は近い。何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈りと願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。
最後に、兄弟たちよ、すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。
あなたがたが、わたしから学んだこと、受けたこと、聞いたこと、見たことは、これを実行しなさい。
そうすれば、平和の神が、あなたがたと共にいますであろう。
なんと素晴らしい一節でしょうか、神がすべてを制御され、信頼に足るお方であることを思い起こさせてくれています!ですから、私たちは心配事をすべて神にお預けすることができ、神はわたしたちに平安をお与えくださるのです。この平安を手に入れるためには、どうすればよいでしょうか?
- いつも喜んでいること。神が求めておられるのは、いつも楽観的であれとか、肯定的であれと言うことではありません。神は、御自分がすべてを制御しておられることを信じなさいと仰っているのです。
- 寛容であること、冷静であること、謙遜であること、他者に対して思いやりを持つこと。これは、頑固であることとか自分の流儀を通すこととは正反対です。
- 神がいつも近くにおられることを忘れないこと。私たちは独りではありません。
- 心配しないこと。神は私たちが心配事を抱えることをお望みではありません。神は、祈りと嘆願を通して、神にすべてを委ね、神を信頼しきることを望んでおられるのです。
- 感謝の念を持つこと。感謝の心があれば、これまで神がしてくださったことや神が果たしてくださった御約束を思い出すことができます。それにより、神がどなたであられ、何をお出来になるかを思い起こすことができるのです。
- 真実なこと、尊ぶべきこと、正しいこと、純真なこと、愛すべきこと、誉あること、徳といわれること、称賛に値すること。心に銘記したことが、言葉や行動に現れ出ます。心を神の善性で満たしましょう。
これを実行するなら、神の平安が私たちに注がれ、私たちと共にあります。真の平安とは、肯定的な思考とか、良い気分とか、葛藤のない状態に見出されるものではなく、神がすべてを制御しておられることを知ることから生まれるものです。心配事を神にお預けし、代わりに神の平安を頂いて、今宵はゆっくり休みましょう。
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天の御父よ、御身がすべてを制御しておられることを確信しております。今宵、わたしは心配事を御身にお預けし、代わりに、理解を超えた御身の平安を頂きたいと思います。御身が信頼できるお方であり、いつも約束を守ってくださるお方であることに感謝いたします。わたしの頭と心をもっともっと御身で満たしてください。イエスの御名によって、アーメン。